プレッシャータンク10Lの圧力タンクを分解しました。
RO浄水器に関する記事お客さんの要望、苦情、事故を未然に防ぐ情報、お褒めの言葉などを書いていきたいと思っています。
今回は、「分解シリーズ」第一弾として
[プレッシャータンク10Lの圧力タンク]を分解しました。
修理メンテナンスの際、タンク圧力が低下し使用不可になったものです。
タンク圧力低下の原因はタンク下部(4つの足)の錆によるものです。
この圧力タンクには付属でスタンドが付いていますが、今回はスタンドは使用されずクンクリートの土間に直接置かれ擦り傷から錆が進行し、穴が開いたと考えられます。
さて、いよいよカット!その前にエアーバルブより空気を入れバッグを縮めと置きます。
ディスクサンダーで溶接部付近をカットしました。
長年の使用もあり内部もサビがありました。バリを取りエアーブローしました。
発見、その1
バッグの固定方法です。袋状ではなくてタンクの1/3ほどの所に凹みの溝がありますが
そこでゴムの半袋を鉄製リングで挟んだあるんです。ゴム袋は自動車のチューブ(昔の話)位の厚みです。中央部はバルブに当たる事が多いので補強してあります。
発見、その2
溶接部もちゃんと段付きで重ね合せて溶接してありました。国産の設計では常識ですが
外国製でもやってあって安心しました。溶接部は重要です。
これからもなかなか見る機会のないROパーツの分解レポートをしたいと思っています。
次回をお楽しみに